基準価額の過誤が一定の水準を超える重大な場合における対応方針
（マテリアリティポリシー）

当社は、投資信託における基準価額の過誤が発生した場合の対応について、投資信託協会の「 投資信託の基準価額の受託者一者計算を行う際の考え方」に準拠し、経営陣の関与の下、当社において決定した社内規則に基づいた対応を行っています。

当社のファンドをご利用いただく投資家・受益者の皆さまに対し、当社の対応についてご理解いただけるよう、当社の「マテリアリティポリシー」を公表いたします。

• 1. 当社では、基準価額の過誤発生時の対応において、投資家・受益者保護と実質的な経済合理性の観点から、善管注意義務および忠実義務を踏まえ、諸外国の法令や慣行を参考に、一般的な基準である50bps（0.5％）を基準値（閾値）として定めています。
• 2. 基準値（閾値）を超える基準価額の過誤を認識した場合には、原則として、過誤が生じていた期間中に設定・解約を行った投資家・受益者に生じた損失の補填を行うこととしています。さらに、原則として、基準価額の過誤が生じていた期間において、投資家・受益者の設定・解約により発生した損益を相殺し、結果として信託財産に発生した損失の補填を行うこととしています。
• 3. 基準値（閾値）以下の過誤を認識した場合には、原則として、基準価額の過誤が生じていた期間において投資家・受益者の設定・解約により発生した損益を相殺し、結果として信託財産に対して発生した損失の補填を行うこととしています。
• 4. 基準価額の過誤を適正な水準に復旧するために必要な事項、ならびに上記の損失補填に関する考え方や手続きを社内規程に定めており、必要に応じ基準価額算出過程の見直しを行っております。

ワイエムアセットマネジメント株式会社