YMFGお客さま本位の業務運営(フィデューシャリー・デューティー)に関する取組方針

山口フィナンシャルグループは、金融庁が2017年3月に公表しました「顧客本位の業務運営に関する原則」を採択し、「YMFGお客さま本位の業務運営(フィデューシャリー・デューティー)に関する取組方針」を策定・公表いたします。

本方針のもと、グループ全体でお客さま本位に資する商品やサービスの充実・向上に取組み、その取組状況を定期的に公表いたします。また、よりよい業務運営を実現するため、本方針を定期的に見直しいたします。

お客さま本位の徹底

  • 「地域の豊かな未来を共創する」を使命・存在意義とし、「地域に選ばれ、地域の信頼に応える、地域価値向上企業グループ」を目指して、日々の活動を行ってまいります。
  • グループ総合力を発揮することで、多様化するお客さまのニーズに応え、きめ細やかなコンサルティングを通じてお客さま一人ひとりにあったプランニングの実践を行ってまいります。
  • お客さまとの対話等を通じてお客さまのニーズを的確に把握したうえで、高度の専門性と職業倫理をもち、誠実・公正に業務を行い、お客さまの最善の利益の実現に努めてまいります。
  • お客さま一人ひとりの生活設計にあわせたコンサルティングを通じて、地域のお客さまの生活品質の向上のサポートに取り組んでまいります。

お客さま本位の情報提供

  • お客さまの状況(ニーズ・目的、金融知識・取引経験・財産の状況・リスク許容度等)を踏まえて適切な商品・サービスを提案してまいります。
  • お客さまが適切に商品・サービスを選択できるよう、商品パンフレット・ポートフォリオ提案ツール・重要情報シート(商品内容・特性・手数料等を記載)等を用いて、お客さまの判断に資する重要な情報を分かりやすく提供してまいります。特に、高齢のお客さまや取引経験の浅いお客さまに販売・推奨等を行う場合にはより丁寧に説明してまいります。
  • お客さまと長期にわたって伴走できるよう、お客さまのライフプランや資産状況の変化等を確認のうえで、定期的なアフターフォローや市場動向が大きく変化した場合等の適時適切なアフターフォローを行ってまいります。
  • 運用目的で投資をお考えの場合は、投資信託と保険との比較や外貨建て一時払い保険と外国債券との比較等、他の金融商品との比較提案を適切に行ってまいります。また、必要に応じて最適ポートフォリオのご提示を行ったうえで商品を選定しご提案いたします。
  • 地域の金融リテラシー向上に資するため、金融教育やセミナーの充実を図ってまいります。

お客さま本位のラインアップ

  • 多様なお客さまの目的・資産状況・リスク許容度等に応じた様々なニーズに応えるため、商品・サービスを幅広く取り揃えてまいります。
  • お客さまの資産形成等に貢献する商品・サービスの開発・販売・推奨等を行ってまいります。また、お客さまの声を積極的に収集し、その結果をサービスの改善や商品ラインアップの充実に活かしてまいります。
  • 中長期的な資産形成に資するといえない仕組債等の商品は販売いたしません。

お客さま本位の管理態勢

  • お客さまへの商品・サービスの提供に際し、利益相反が起こりうる可能性を認識し、適切に管理してまいります。
  • お客さまへの商品・サービスの提供に際し、お客さまのご意向を踏まえた提案内容となっているか、また、十分な説明をしているかをモニタリングにて検証してまいります。

企業文化の定着

  • お客さま本位の業務運営に資する業績評価体系の整備に努めてまいります。
  • 高い専門性をもった人財育成のために、各種研修体制の整備を行うとともに、コンサルティング手法の標準化・共有を進め、組織としてノウハウを蓄積してまいります。
本方針に基づく取組を実践するグループ会社
山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行、ワイエム証券、ワイエムアセットマネジメント

※当社グループの㈱ワイエムライフプランニングおよび㈱保険ひろばにつきましては、業態を踏まえて別途取組方針を策定し、取り組んでまいります。

以上

「YMFGお客さま本位の業務運営(フィデューシャリー・デューティー)に関する取組方針」に基づく当社のアクションプランについて

当社グループの「YMFG お客さま本位の業務運営(フィデュ―シャリー・デューティー)に関する取組方針」に基づく、当社のアクションプランは以下の通りです。

お客さま本位の徹底

(お客さまの最善の利益追求)

  • 投資信託の組成やお客さまからお預かりした資産の運用・管理等にあたっては、専門性と高い倫理観のもと、お客さまの安定的な資産形成に向けて最善を尽くすとともに、誠実かつ公正に業務を行います。
  • プロダクトガバナンス態勢の構築を踏まえ、投資信託財産の成長やコスト控除後の運用成果を長期的に確保できているかについてモニタリングし、お客さまに提供する価値の向上を目指します。

お客さま本位の情報提供

  • 目論見書や運用報告書等において、信託報酬などのコストやリスクについて、お客さまに分かりやすい情報提供に努めます。
  • お客さまにふさわしい商品を選択していただくため、販売対象として想定している顧客層等の重要な情報について、各ファンドの「重要情報シート」を整備し、販売会社を通じて提供いたします。
  • ファンドの運用状況や相場変動時の投資環境などについて、販売会社およびお客さま向けにタイムリーな情報提供を行うとともに、販売会社に対して、お客さまへのフォローアップ(ポートフォリオ最適化のための提案)に役立つ情報発信等のサポートを実施いたします。

お客さま本位のラインアップ

  • 販売会社等を通じてお客さまのニーズを的確に把握し、お客さまの中長期的な資産形成に資する商品を開発・提供してまいります。

お客さま本位の管理態勢

  • お客さまに対し誠実・公正に業務を行うための運用体制を構築し、議決権行使などの運用状況や実質的に運用を外部委託しているファンド(FOFs)の運用・管理態勢等についてモニタリングを実施します。

お客さま本位の徹底・企業文化の定着

  • 運用会社としての独立性を確保するとともに、アクションプランの取組状況については、取締役会に定期的に報告し、取締役会において監督します。
  • 内部監査において、取組・報告等が適切に実施されていることを確認します。
  • お客さま本位の業務運営に関する社員教育を実施します。
  • 運用戦略に関するノウハウの蓄積を通じて、運用力の向上および専門人財の育成・強化に努めます。

なお、当社は、一般社団法人 投資信託協会の会員として、「投資信託の信認のための行動憲章」を実践してまいります。

以上

YMFGお客さま本位の業務運営(フィデューシャリー・デューティー)に関する取組方針に基づく取組状況については、こちらをご覧ください。